senza chan’s diary

日々の思いとカフェインの希求

コンビニから消えてしまった“あの商品”を、今でも恋しく思う

せんざです。ち○こには!(挨拶)


かつてコンビニに存在したものの、今は消え失せてしまった商品があることを、諸君は覚えていようか。

そう、エロ本である。コンビニにはかつてエロ本コーナーがあったのだが、もはや見る影もない。エロ本コーナーは一般向けの雑誌の棚に侵食されてしまった。


Q:悔しい…ですよね?

A:悔しいです!!!👹


さて、そんなエロ本コーナーが消え失せた理由は諸説あるが、今日はそんな説をいくつか皆様にも共有していきたいと思う。


①女性客や外国人観光客への配慮

これが最も有力な説であるとされている。エロ本が売られているとコンビニに入りづらいとか、見てて不快になるとか、そんな感じだ。

僕は思うのだが、エロ本コーナーが撤去された!これで心置き無くコンビニに入れるぞ!って層はマジで居るのだろうか。僕は見た事ない。それとも僕の周りに変態紳士が多いだけだろうか(失礼)。


②売れない

これも一つ言われている説だ。エロ本は買う客が少ねェから置いても意味ねンだわ…ってことである。

………確かに………

そう、これは「確かにそう」なのである。

「そもそもエロに金なんかかけねぇよ」「エロは無料で楽しんでる」という層も多い上、一般客や未成年の客もいる中でエロ本をレジに持っていく勇気のある者は少ないと言わざるを得ない。

この窮状ではエロ本の売り上げが上がらぬのも頷ける。言われてみればコンビニでエロ本を白昼堂々買う人を見たことがあっただろうか…という話である。

少し前にエロ同人を割ったのが判明して炎上した人がいたのも記憶に新しいが、やはりエロに金をかける人口の少なさというのは、かくも影響を及ぼしている…と捉えることも出来る。


③ニーズに合ったエロ本が置かれていない

これは僕個人の見解なので悪しからず。

エロ本コーナーに置かれているエロ本が顧客のニーズに合致していないから、先述した通り売り上げが伸び悩んだのではないだろうか…?という疑念が浮かび上がったのだ。

コンビニのエロ本コーナーにどんなエロ本が置かれていたかを覚えている人が何人いるかはちょっと分からないのだが、コンビニのエロ本を購入する層は概ねシニア層である────という前提を唱えておきたい。

ナウでヤングな層はスマホやPCでエロコンテンツを閲覧する術を幾らでも知っている。故にコンビニのエロ本には目を向け(ることが少)ない。というシンプルな理由なのだが。

然るに、メーカーも自ずとシニア層に受けるエロ本を販売すると言えよう。芸能ゴシップ誌なのかエロ本なのか分からんような書籍が販売されていたのはその証左と呼べるのではなかろうか。

だが考えてもみてほしいのだが、ヤングな層とシニア層を比べれば、どちらの方が性欲が強いか────そりゃあヤングな層でしょうよ。

エロそのものの需要はヤングな層にこそあるのだろうが、そもそもヤングな層はエロを無料で楽しんでいて、仕方ないからシニア向けのエロを展開せざるを得ない────という現状が、あった可能性は微粒子レベルで存在していると僕は考える。

③で述べたことは僕の推論でしかないのだが、いずれにしてもエロ本コーナーはかつての数と比べれば1%にも満たないレベルの生存数らしいのだ。これを絶滅危機と呼ばずして何と呼ぼうか。


・一条の光は弱々しくも確かに未来を照らしている

エロ本コーナーは完全に撲滅された訳ではなく、全体の割合的には微粒子レベルと言えども存在自体は確かにしている。

この希望をいつまでも守っていきたい。僕は空を仰ぎながら、そう胸に誓うのだ。