それでも僕はカフェインを求める
こんにちは。並び替えたら、ち○こには。そんなしょうもないことを考えるのに脳のリソースを使うのはいかがなものかと頭では分かりつつも止められないのは人間の性か────。
僕はカフェイン中毒なんじゃないか。そう考え出したのは、僕が大学に入って間もない頃の話だ。思えば高校生の時からその片鱗は見せていたのだが、大学に入ってからは顕著に現れ始めてしまったのだ。
僕は朝が弱い。本当ありえんくらい弱い。「なんでこんな朝早くに起きにゃあならンのだ!僕を起こす全ての要素が忌々しい!ムッキー!」などと思ってしまう。そんな状態で学校なんかに行ったらもう発狂モノだ。
そんな僕を支えてくれているのがモンスターエナジーだった。
見てくださいこのボデェ〜!!!
この神々しいほどに妖艶な桃色の缶を見ると反射的にカフェインを希求するほどに魅了されたのが僕という人間だった。パブロフのせんざ。
モンスターエナジーの魅力を説くのはまた別の機会にでもするとして、僕の話に戻そうと思う。つい先日のことだ。僕はいつもの如くモンスターエナジーを貪ってカフェインガンギメタシロスモードにチェィンジしようと企てていた。計画は順調に進んだはずだったが、衝撃の事実が判明してしまったのだ。
────僕は毎日1本はモンスターエナジーを飲む生活を送っていたのだが、ふと、「今日これ1本飲んだら次外出する日までにはちょっとエナドリ足りねェな?」そう、この1本を飲んだらちょっとエナドリが足りねェのである。以前の僕だったら1日くらいは我慢できただろう。今の僕は見る影もない。その日はカフェインが摂れないと頭が理解してしまった刹那、僕は“体調不良”を覚えた──────。
その日からカフェイン中毒の疑いが確信に変わった。魔性の存在に惑わされながら生きるのも悪くねェと、僕は静かにほくそ笑んだ。桃色の缶は、何も言わずに僕の視線の先に佇んでいた─────